病名を知るということ 2-1 体がヘン!でも何の病気か分からない かなり長い間、私は自分の病気を知らなかった。化学物質過敏症(CS)という病気の存在を初めて知ったのは、26歳のときだ。すでに過敏症らしき症状は出ていて、それ以外にも身体のあちこちがおかしくなっていたのだが、それが1つの「病気」であると知るま... 2023.01.09 病名を知るということ
世界の縁に立つ 世界の縁に立つ-私の化学物質過敏症 その12 奇妙な感覚、とはつまり、コロナウィルスの出現でもって、不思議と「世界」の方が、CSに近付いてきているのではないか、CS的になってきているのではないか、という感覚のことだ。私の勝手なこじつけかもしれないが、どうもそう思えてならないのである。コ... 2022.12.24 世界の縁に立つ
世界の縁に立つ 世界の縁に立つ-私の化学物質過敏症 その9 私は、遠い向こう岸に見える街を、じっと眺めている。時間は夕暮れどきで、遠くに見えるその街には、ぽつぽつと灯りがともり始めている。きれいで、華やかで、そして賑やかなその灯り。その下にはたぶん、人が大勢いて、それぞれが活動して、活気に満ちている... 2022.12.15 世界の縁に立つ
世界の縁に立つ 世界の縁に立つ-私の化学物質過敏症 その6 とにかく開けた窓を閉め、這いつくばって部屋の外へ逃げた。居間の方では両親がまだ起きていて、テレビを観ていた。た、たすけてー・・・そう言おうとしたが、言えなかった。しゃべれないのだ。なぜか口から声が1つも出てない。と同時に「助けて」という単語... 2022.12.09 世界の縁に立つ