北里病院・さっぱりわからん!検査編

北里病院・さっぱりわからん!検査編

4-23 同じ化学物質

『アンダーグラウンド』のなかで、著者村上春樹もそのことに驚いたのか、サリン中毒患者の治療を行った医師斎藤徹(救命救急センター医師)が、『有機リン剤というのは、昔から使われています。それを自殺目的で飲んでしまう人も以前からちょくちょくいました...
北里病院・さっぱりわからん!検査編

4-22 サリンと農薬

サリン中毒と化学物質過敏症に、このように共通点が多いのは、偶然でも私のこじつけでもない。吸引した化学物質が、基本的に同じものだからだ。 サリンもまた、有機リン系物質である。 だから農薬と同じように作用し、同じような症状が出るのも、ある意味当...
北里病院・さっぱりわからん!検査編

4-21 東京地下鉄サリン事件

1995年3月20日、東京の地下鉄車内に、神経毒ガスである「サリン」が散かれた。オウム真理教信者により、地下鉄千代田線、丸ノ内線、日比谷線の車内に、サリンが散かれたのだ。「地下鉄サリン事件」である。 Embed from Getty Ima...
北里病院・さっぱりわからん!検査編

4-20 ある症例

最後に。 この「瞳孔反応検査」の意味するところを知った後、それが意外なところともつながっていたことを知り、驚いたことが一つある。 『とにかくむかむかするんです。吐き気というんじゃなくて、胃の上がむかむかする。』 頭の中がしびれてきて「膜がか...
北里病院・さっぱりわからん!検査編

4-19 ”ぎゅんぎゅん”モードも大変

え、じゃあさ。 農薬の影響で、副交感神経が過剰になってしまうというならば、じゃあ交感神経の過剰は、どんな化学物質によって引き起こされるのだろうか? と、それはシックハウスの原因物質の一つである、トルエンなのだという。塗料や接着剤等に使用され...
CSの認知・理解を広げるためシェアにご協力下さい
 
タイトルとURLをコピーしました