北里病院・さっぱりわからん!検査編

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4-18 化学物質過敏症と自律神経

『化学物質過敏症 ここまできた診断・治療・予防法』〔石川哲 富田幹夫 かもがわ出版 2003年発行〕によると、この「瞳孔反応検査」で、患者の約35%が正常、約45%が副交感神経優位タイプ、約14%が交感神経優位タイプ、という結果が出ている。...
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4-17 瞳孔は自律神経の「窓」だった

瞳孔は、暗いところで大きく開く性質がある。これは交感神経(活動型モード)が緊張することからくる。この大きくなった状態の瞳孔のサイズを、まず測定する。瞳孔サイズが、通常の健康な人のサイズより、大きかったとする。と、それは交感神経が、正常よりも...
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4-16 「目」から脳の中が見えてくる

と、ここまでが「自律神経」の話。さぁやっと、北里病院で私がやった、「瞳孔反応検査」の話まで戻りますよー。(ははー、長かったねぇ)なぜ目を、しかも瞳孔を検査するのか。それは瞳孔の動き方、つまり大きさや反応具合を調べることによって、自律神経の働...
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4-15 自律神経、まとめます!

おっと、また話が外れてしまった。ハイ、戻します!ここまでのことを、まとめてみますとー。私たちには、自律神経という、意志や意識の介在なしに、勝手に身体の機能を自動調節してくれる神経系(システム)がある。その自律神経には2つの系統があり、一つを...
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4-14 刺激でワタシは眠れない

ところが。スマホやパソコン、テレビなどの強い光、ブルーライト光を夜見てしまうと、この体内時計が狂ってしまう。強い光刺激のせいで、身体が「え!?まだ昼?」と錯覚してしまうのだ。また他にも、音の刺激、あるいは夜遅くまでの労働、などが加わり、交感...