こんなこともあった。
郵便を出しに行こうと、郵便局まで歩きで出掛けた。
ここ父の別荘は、少し山に入ったところにあり、なのでポストのある郵便局まで約2キロ程ある。家に籠ってばかりいても退屈だし、身体も動かさないので、てくてく歩いて行くのもいいんじゃない?と思った。もともと歩くのは大好きだし。
ところが。歩いている途中から、やけに息が苦しくなってくる。そんなにハイペースで歩いているわけでもないのに、呼吸がしづらい。また首の後ろや肩もキュッと固く強張ってきて、目もキーンと刺すように痛くなってくる。何だ、これは。

なんでだろう?と思い、そしてはっと気付いた。りんご畑のすぐ横の道を、私は歩いていたのだ。農薬か!
しかし3月下旬のこの頃は、まだりんごの農作業は何も始まっていなかった。農協などに以前尋ねてみたところ、本格的に農作業が―農薬散布ももちろん含む―始まるのは、4月中旬からだと。見たところでりんご畑で、誰かが作業している姿もなかった。
と、いうことはつまり、今私が反応しているのは、昨年散布されたものなのか。その去年の農薬が、畑の土に残留していて、それにやられているんだろうか。わずか揮発している?でもまだこんなに気温が低いのに?
結局郵便局に着いたときには、家を出発したときの元気はどこへやら、疲労感と倦怠感で身体はどっしり重く、もうぐでぐでだった。仕方なく帰りはタクシーに。
このことで思い知ったのは、想像以上に、りんご畑の農薬がやばい、ということだった。私の反応も激しく強いし、おそらくりんごへの農薬使用量もかなり多いんだろう。畑の土にはその農薬が、類積して残っている。一年分、じゃなく何年、何十年分も。
今いる父の別荘は、そんなりんご畑に囲まれていた。特に家の裏の高い斜面は、広大なりんご畑だ。段々になったところに、りんごの樹がずらーっと植えられている。地元の人はここを「りんご団地」と言っていたが、まさに。
あの高い斜面で撒かれた農薬は、間違いなくより低い、家の方へと流れてくる。直撃だ。今の農閑期でも私のこの反応ぶり、ならば4月以降10月中頃まで続く農繫期には、どうなってしまうのか…。
ここにも、長くはいられない…
厳しい現実が突きつけられてくる。
また、逃げなきゃならないのか…。
逃げて、逃げて。いったいどこまで逃げなくてはならないんだろう。
次の逃げ場所は、それまでも探していた。有機農業の人に尋ねたり、知り合いの知り合いの人に聞いたり。しかし見付からない。どうしよう。どうしたらいいんだろう。
そんな矢先、例の意識障害の発作が起きたのだった。家の外の、庭先で。まるで駄目押し、最後通牒のように。ここから、出て行け。
ちくしょう、またか。
また来たか。追いついてきたか。
どこまでも化学物質が、追いかけて来る。地の果てまで私を。
コメント
タリカさん、こんにちは💞暖かくなってきましたが、いかがお過ごしですか?こちらも大分暖かく、桜の満開を過ぎようとしていますが、香害がひどくて近所の桜さえ見に行けず家にこもっています😢
ごみ焼却煙の次は、りんご畑の農薬・・・ホントに大変なことが続いたのによく乗り越えて、生きていてくれました🙌気付いたのですが、タリカさんがリンゴ畑の農薬で出た症状は、現在の香害の症状と良く似ているのです!現在、除菌抗菌消臭剤入り洗濯洗剤が主流ですが、これら薬剤が猛毒や殺虫剤など農薬とかぶるものもあるんです!!それも、人家のある場所の空気一体が、刺激ある殺虫成分で満ちている状況なので、香害被害者の激増と悪化が深刻なのです!!香害被害者は逃げ場もなく、当時のタリカさんと同様の症状に365日苦しんでいます。
香害(無香料や微香料でもこう言います)で悩む皆さんは、188(いやや)へのお電話や、全国の都道府県・市町村の消費生活センター(以下の国民生活センターのウェブをご参照下さい)にお電話して相談してください。相談数が多いほど国も動きやすくなります。頑張りましょう💪
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
追伸:内閣府の消費者委員会にも意見が送れるようなので、こちらへも意見をお願いします🙇
https://www.cao.go.jp/consumer/opinion/index.html
タリカさん、こんにちは💞香害に関するお知らせです✨
(タリカさんのウェブサイトの管理人さんからのアドバイスで
掲載することになりました🙌)
除菌抗菌消臭剤や香料が入っている洗濯洗剤や柔軟剤で
ひどい健康被害が起こっています。
喘息発作、アトピー、生理痛や不妊症、化学物質過敏症などなど・・・
学校や職場に行けない、外出できない、自宅に住めない等、
生活破綻しています。
体の小さいお子様は、特に深刻。
猫や犬など体の小さい動物もダメージ大きく病気になっています。
そこで、発症を未然に防ぐための安全な洗濯洗剤をご紹介します。
入手しやすく取り入れやすいのが、ヤシノミ洗濯洗剤濃縮タイプ。
値段も手ごろ、抗菌剤香料等無添加、すすぎ1回ですが、2回以上の
すすぎをお勧めします。
そこに、安価で100均やホームセンターで売っている
セスキ炭酸ソーダを大さじ1/2~1杯をぬるま湯で溶かして
入れると、より汚れ落ちがアップします。
(溶けやすいので粉のまま洗濯槽に入れる人もいます)
柔軟剤の働きもします。
洗濯洗剤を使わず、セスキ炭酸ソーダのみで洗濯する
こともできます。大さじ1~2杯。すすぎ1回となって
いるようですが、2回以上のすすぎをお勧めします。
セスキは綿の衣類に向き、化学繊維は向かないそうです。
また、洗濯時に重曹(セスキと同様に安価・入手手軽)を
ぬるま湯で溶いたものを入れると、より汚れ落ちアップして
柔軟剤効果もあります。
セスキの方がよく落ちますが、重曹も十分効果あります。
綿も化学繊維も使えています。
安全性はあまり高くないですが、お手持ちの普通の洗濯洗剤を
消費なさる場合、使用量の目安より少なめにして、セスキ炭酸ソーダ
や重曹を入れることもできます。すすぎ2回以上がお勧め。
ヤシノミより安全な洗濯洗剤が、シャボン玉スノールで、
タリカさんや私も使ってます。本当は、これが一番おすすめ。
すすぎは2回以上がお勧め。
ここにセスキや重曹を入れると本当に汚れ落ちがよいです。
(香害被害者さんや化学物質過敏症患者さんは、こちらの
洗濯方法をお試しください。)
安全な洗濯方法は色々なウェブサイトに載っていて
少しづつ内容が違うので、お試し頂くといいと思います。
まだ香害や化学物質過敏症の被害がない皆様が発症しませんよう、
被害者の皆様が少しでも回復しますよう、
皆様の健康と幸せをお祈りしております🥰