9-1 CS三界に家がない!
物語
4-11 狂った自律神経は…
自律神経の大切さは、それが壊れた状態を見てみれば、如実にわかる。 自律神経失調症、という病気がある。自律神経の働きが失調、つまりバランスが崩れておかしくなる病気だ。その症状の記述をみてみると―。 『微熱、不眠、疲労感、食欲低下、衰弱、頻脈、...
4-10 エライじゃないか、自律神経!
自律神経は、そうやって我々が、つまり身体の持ち主が、どんな行動に出ても、どんな環境に身を置いても、つねに身体の機能の調節を繰り返して、一定の状態を保とうとするのである。オール自動調節機能、というべきか。 あれ? これ前にも同じこと言ってなか...
4-9 「自律」してる神経なんだぜ
そして三つ目の、一番強烈だった検査、「瞳孔反応検査」。 これは、瞳孔の反応から、自律神経の働きを調べる検査だった。 と聞いて、「自律神経の働き」がピンとくる人は、果してどのくらいいるだろう?自律神経って、何してる神経? 昨今、『自律神経はこ...
4-8 駆け抜ける脳内信号
ところで人間の視覚というのは、案外複雑に出来ているらしい。目で見たもの―つまり眼球レンズに写った像を、「あ、これね」「この人ね」と理解するのに、脳の三ヶ所の部分が連携する必要がある。 目で見た像は、神経の信号となり、まず後頭部にある視覚中枢...
4-7 ヤラれているのは脳なのだ
たとえばシックハウス症候群の原因物質の一つであるホルムアルデヒドは、脳の大脳基底核(だいのうきていかく)という神経細胞の塊みたいなところの、さらにそのなかの淡蒼球(たんそうきゅう)という部位に障害を起こすという。 また塗料や接着剤に含まれる...